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茶の効能とファイトケミカルCHINESE TEA BLOG

 茶の効能については、茶カテキン、ファイトケミカルという言葉を、近年良く聞きます。ここで、少し整理してみたいと思います。

 ファイトケミカルは、過去から積み重ねた生活の知恵を、科学的に分析し、解明してゆく中で、発見されてきました。

ファイトケミカル

 紫外線や食害などの侵襲に対処・治癒するために、植物が自製している微少化合物をファイトケミカルと総称しています。その種類は数千を超え、いまだ見出されていないものも多数あるとされています。

 現在わかっているファイトケミカルは、ポリフェノール系とそれ以外に大別されますが、( 紫外線による )酸化を防ぐことは共通していて、また、抗がん性を認められるものも多くあります。

 具体的には、フラボノイドとも総称される、茶カテキンやアントシアニン、大豆イソフラボン、他には、セサミン、カロチン、リコピン、メントール、リモネンなどがあります。

 ファイトケミカルの多くは、酸化には弱いですが、熱には強いという性質があります。
 食物繊維に閉じ込められた、細胞の中にあるので、食物繊維を壊す酵素を持たない我々には、そのままの形では吸収できません。しかし、加熱により、スープの形にすることで、細胞外に溶け出し、人間が吸収できるようになります


 こういった調理法の工夫・知恵は、古くからのものです。
 過去の時代から現代みいたるまで、さまざまな野草・果実を、料理法を工夫して、食べられるものと食べられないものとに分けてゆく。その工夫の過程で人類は、食品のさまざまな効能を知ることになります。

 近代栄養学による分析では栄養価とは関係がない、と見過ごされてきましたが、近年になり、健康な人々とそうではない人々との比較・疫学的分析から、ごく微量ではあるけれども、人間の健康維持に大きな効果がある、ファイトケミカルの存在が見いだされました。

デザイナーフーズ計画

 1970 年代にアメリカでは、心臓病・ガン他が急増しました。その対策として 1977 年に研究・提案されたのが、合衆国上院特別委員会報告書「 マクガバンレポート( 表題:心臓病と食物 )」です。
 その内容の骨子は、肉や脂肪の摂取量を減らし、野菜・果物の摂取量を増やすことが心臓病予防に役立つ、というものでした。

 従来の肉・乳製品を中心とする標準的な米国食とは両立しない提案で、動物性食品業界の激しい反発がありました。副大統領候補と目されていた、マクガバン上院議員は、1980 年の選挙で落選しています。

 関連業界の反発が続く中、その後も研究は続けられ、
肉・乳製品の摂取を控え、野菜・果物をそのままの形で多く摂取することがガン予防・健康維持に効果があるという主張(「 チャイナ・スタディ 」)
などが引き続き出されます。

 そういう状況の中で、野菜・果実に含まれる、がん予防に有効な成分を特定し、その成分を強化した加工食品を開発することでがん予防をおこなう、という目的で、1990 年に NCI( アメリカ国立ガン研究所 )で始められた研究が、「 デザイナーフーズ計画 」です。
 当初 5 年の計画でしたが、10 年間継続され、具体的な成果を出せずに、中止されました。

 下に引用したデザイナーフーズピラミッドは、デザイナーフーズリストとも呼ばれる作業リストで、過去の疫学的研究などから、40 品目ほどを、3 群に分けて挙げています。
 群の中の順序に意味はなく、今回の「 デザイナーフーズ計画 」の検証作業により、所属する群も変更されるものとしていました。


 「 デザイナーフーズ計画 」が具体的な研究成果を挙げ得ずに終わった理由として、
・野菜・果物をそのまま調理して摂取することと、特定成分を抽出してサプリのように摂取することとの間には、大きな乖離がある( 人間はサプリの形で摂取できない )、
という指摘があります。
 成果が挙がらなかった理由について、ここではこれ以上触れません。


 注目すべきは、アメリカ人の食生活を疫学的に分析するなどして、ガン予防に効果があるだろう、これから検証しよう、とされた食品群の中に、茶があり、コーヒーが無いことです。

 もっとも、この点は古くから飲茶の民族的経験がある、中国・周辺諸国・日本の人々には、無理なく理解できることだろうと思います。



デザイナーフーズ・ピラミッド( アメリカ国立がん研究所~がん予防効果が期待できる 40 種類の食品 )


ファイトケミカルをできる限り活用するという観点からの飲茶

 ファイトケミカルをできる限り活用することを考えた場合、現時点でわかっていることとして、次の 3 点に注意する必要があります;

・食物繊維の中に閉じ込められているので、吸収するためには外へ出してやる必要があること、
・人間の体内に吸収しても、短時間で代謝してしまうので、繰り返し摂取する必要があるものが多いこと、
・現時点では、果物・野菜をそのままの形で調理・摂取すれば疫学的効果があるが、特定成分の抽出物という形態で摂取しても、効果が充分に確認できていないこと。

 
 食物繊維を破壊するためには、細胞単位の作業なので、ミキサー・ジューサーなどでは十分でなく、加熱による熱膨張が効果的です。スープの形で普段から日常的な飲み物として継続的に摂る、という方法は、お勧めできるでしょう。

 少しでも安全な食材を選別し、栄養素の抽出・栄養添加などの加工をせずに、そのままの姿で、摂取するという、手軽で、簡単な方法が、健康維持には最も効果があるようです。

 茶も野菜スープの一つです。
 茶を普段から飲み続けるという日本人の生活習慣は、その文脈で考えると、とても健康維持に有益だと思います。

 この場合、緑茶、青茶、紅茶などの区別にこだわる必要はないように思います。いずれにも茶カテキンは一定量含まれていますので、むしろ、繰り返し長く飲み続けることができる、自分にとって合う味わいのものであれば、そちらの方が良いでしょう。
 そして、少なくとも緑茶・白茶・黄茶・黒茶は、1000 年を優に超える人類の経験で裏打ちされています。


 茶は毒出しに用いられるほど、代謝が早いので、継続して飲むことが大切です。時おり気分転換のために、中国茶で目先を変えていただき、皆様が「 茶を飲む 」という健康維持法を長く継続されるお役にたてたら、望外の幸せです。

 私どもは、そのような利用方法に耐える、安全・安心な茶を、ご紹介して参る所存です。

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